システムエンジニアの業種について

システムエンジニアの業種は、日本における産業全体の業種わけとして、よく用いられている証券コード協議会における区分の場合、情報通信業に属しています。この定義では、情報の伝達、処理、提供等に携わるサービスを行うとされ、具体的な事業内容には、通信業と放送業、情報サービス業、インターネット付随サービス業などが含まれます。
通信業は電話会社など、放送業にはテレビ放送局などが属し、一般的にIT業界と呼ばれる業務については、情報サービス業かインターネット付随サービス業に含まれます。ただし、この区分が必ず使われるわけではなく、適切と思われる業種が見つからないこともしばしばあるようです。

情報通信業というカテゴリーが存在しない場合で、サービス業という区分がある場合、サービス業を選択すべきでしょう。システムエンジニアは、人に対する接客を行うわけではないため、疑問に思う人も少なくないようです。
しかし、先の説明で、情報サービス業もしくはインターネット付随サービス業と説明した通り、サービス産業の中には、エネルギーや通信、情報といったものを提供する業務も含まれるので、この選択で間違いはありません。体感的に考えるのであれば、コンピュータやシステム、ソフトウェアなどを提供(サービス)するからサービス業である、と考えるとよいでしょう。

上記二つや類似する区分が存在しない場合、その他とするべきだ。製造業は原材料などを加工して製品を提供する産業のため、不適切である。

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